お茶汲みで忙しいから後にしてくれ

とりあえずなんか書く

散歩おもろすぎワロタ

どうもこんにちは、粗茶です。今日は散歩のダイレクトマーケティングをやっていきます。

 

 最近は緊急事態宣言もあってめっきり家を出なくなり、あんなにやっていた音楽ゲームもゲームセンターに行くことが無くなってすっかり縁遠くなってしまいました。

 そんな中で冷食ばかり食べて一日中パソコンの前に座りっぱなしの生活をしていたら、ふと鏡を見たときに自分の顔の死にっぷりにものすごく驚いてしまいました。俺の身体が実はものすごく悲鳴をあげているのではないかと怖くなったので、朝昼のご飯を簡単ながら自分で作ってみたり、散歩を始めたりしてみました。ご飯の方は既に飽きつつあります。

 

 で、散歩がもうめちゃくちゃ面白いんですよ。住宅街を歩くだけなので側から見ると面白さの欠片も無さそうですが、今まで駅と家の往復以外で碌に歩いたことのない街なので、思いもよらない発見がめっちゃあるんです。

 僕の家の周りは割と高低差の激しい地区で、少し歩くと見晴らしの良い場所を何個も見つけたりできますし、実際に歩かないとなかなか気づけないような小さな観光スポットも発見できたりします。今日なんかは急にめちゃくちゃ良い雰囲気の公園に出くわしてすごく心が休まりました。ここはお気に入りの散歩コースの一つになることでしょう。

 更に、これは僕だけなのかもしれませんが、家々を眺めているだけでも色々と面白みを見つけることができます。どう見ても名家だろ…という大きな家や、長い間風雨に晒され続けて今にも崩れ落ちそうな家、素通りしてしまいそうだけどよくよく考えると不思議なデザインの家、などなど……。そもそも日本という家の密度がとんでもない国の都市部に住んでいるお陰で「人類、家作りすぎだろ…」という気持ちになったりもして、またそれもワクワクの一つだったりします。

 実は、最近まで散歩に対して「面白みが無さそう」「時間が無駄になってしまうのがこわい」というイメージをなんとなく持っていて、なかなか外に出るのが億劫だったのですが、こんなにワクワクするものがたくさんあるんだから思い違いも甚だしいですね。

 

 散歩で一つ肝心なことは、上で書いたようなワクワクするものを「見つけにいこうとしない」ということです。目的意識を持ってしまうと普通に疲れるし、「今日は何も面白いものを見つけられなかったな…」みたいに散歩ごときでいちいち落ち込んでも仕方ありません。散歩は本来失うものも得るものも存在しないコンテンツですから、面白いものが見つかった時点でプラスです。外出が面倒に感じる人は、一度で良いので頑張って外に出てただ徘徊してみることをおすすめします。

 

 家に篭りっきりの日々が続いて鬱屈とした気分を抱えている人もきっと多いでしょう。近所の散歩なら、マスクさえつけておけば、吊革に掴まって出かけたり買い物カゴを持つよりもよっぽど小さいリスクで気分転換をすることができますよ。

 

 皆さんも、散歩、いかがですか。